冬期の田上山は寒い日が続くが、比較的に積雪が少ないとあって採集できることもある。昨年に田上山でよく会う仲間から連絡があり、久し振りに再会した。いつものポイントは多くの人が訪れていたせいかもう採り尽くされていて良い物は採れなくなってきた。仲間といつもとは違うポイントへ向かうことになった。川流れトパーズを狙って沢で篩い掛けする。実は以前に岐阜県の関戸川で採集した以来の久し振りであった。手馴れた篩い掛けで挑戦するが、仲間が順調に煙水晶やトパーズを何個かゲットするのだが、私はまだ採れずにいた。午後になって再挑戦するが、ポイントを変えながらやってみるが、やはり採れない!もう日が暮れて迫ってくる....途中から仲間の知人もやってきた。もう諦めそうになったが、やっと小さなトパーズが採れた。でもまだ時間がある.....再挑戦で探すが、そのときです!!篩から砂利の中にはガラスの様な水晶が見えた。ん!と摘み上げると思わず、やったぁと叫んだ。水晶の様なトパーズだったのだ。そばにいた仲間は唖然と驚いたのだ。仲間は結晶や透明度がすばらしいのはすごいと証言する。自分もすなおに驚いている。田上山に感謝!!
お盆休みを利用して田口鉱山へ再訪しました。はじめて田口鉱山へ訪問したのはちょうど2年前のお盆休みだった。当時にある産地で知りあったばかりの仲間が田口鉱山へパイマンを採りに行ったのを知り、パイマンを調べたのがきっかけだった。赤い宝石を求めてパイマンを採りに行った思い出の深い産地でもある。ちょうど2年目になるが、プロの目で見つけた赤い美晶のバイマンであります。
6月16,17日に白鳥山へ行くことになった。写真1枚目はあまりにも美しい白鳥山らしいレーザークリスタルを思わせる水晶だ。2枚目はなんと母岩に付いたツインクリスタル、3枚目はファーデンを思わせる日本の水晶としてはめずらしい。もともとはブラジルなどの世界の水晶が大好きだったが、日本の鉱物に惹かれるようにったときには既に水晶(白)を卒業していたのであまり興味がなかった。しかし、鉱物ショーや田口鉱山で出会った仲間の影響で延坂や白鳥山などの水晶産地が知っていたのだが、自分は行かなかったのです。いずれも仲間からのお誘いで同行するようになったのです。
前日が雨で採集できなかったが、昼過ぎに天気が回復しそうになったので田上山へ再訪した。実はいつもの採集地から裏にある中沢晶洞へ行くルートを調べるために行ったのだが、携帯のGPSを使って探したが、あと50メートルで辿り着くはずなのに迷い込んで分からなくなってしまいました。踏み分け道があったが、途中で見えなくなったのだ。仕方なく下山していつもの採集地で一時間で採集しました。短時間だったが、運よく、大きなトパーズがなんとか採れました。トパーズを持った手の親指の爪に血が付いてます(><)紐を木の枝を切るのに使うノコギリで切ろうと当たってケガしてしまったのだ。170gありでホント重いです。
冬の季節が終った。3月ではじめての採集となった産地である延坂で半年ぶりに再訪した。石友の希望で案内することに同行した。
実は石友が一度は訪れたが、採集する場所が分からず、途中で断念したそうだ。石友の車で現場へ走る林道は凹凸でゆらゆらと揺れながら向かったのでした。現場は45度オーバーの急斜面で採集する。上には露頭があり、先客がハンマーで砕いていた。ここで採れるのは1cm程度の小さな水晶でハーキマーダイヤのように透明度が極めて高いと評価があります。斜面のズリから採集するが、小さい米水晶から2cm未満のプチ水晶を採ることができます。